Innovation Nippon 2025シンポジウム「子どもと社会をつなぐ、インターネットの未来像」

近年、子どもや若者のインターネット利用は急速に広がり、利便性や可能性が高まる一方で、過剰利用、ネットいじめ、誹謗中傷、不適切コンテンツ、偽・誤情報への接触といった社会課題も深刻化しています。こうした中で、青少年がインターネットを安心・安全に、かつ前向きに活用できる社会環境の整備が求められています。
 
本シンポジウムは、総務省の「DIGITAL POSITIVE ACTION」プロジェクトの一環として開催され、関係省庁、企業、専門家、教育関係者など産官学民の多様な立場が集い、子どもとインターネットに関する課題と可能性、対応策について多角的に議論します。
 
また、青少年のインターネット利用に関する最新の実証研究成果の発表を行い、データに基づく議論を通じて、制度設計・教育・実務に役立つ実践的な示唆を提供することも、本シンポジウムの大きな柱です。
 
さらに、こども家庭庁が毎年7月に実施している「青少年の非行・被害防止全国強調月間」とも連携し、ここでの議論を今後の取り組みに活かすことを目指します。
 
子どもたちがデジタル社会の中で健やかに育ち、インターネットの力を活かして未来を切り拓けるように──本シンポジウムでは、多様な立場の知見を結集し、より良い社会のあり方を共に考えてまいります。