聖光学院におけるAI活用の試み「自ら学ぶ生徒を育てる英語の授業とは?」

リシードは、日本で「TOEIC Program」を提供する国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)と共同で2025年2月19日に、ウェビナー「自ら学ぶ生徒を育てる英語の授業とは? ~従来の指導・評価×AIツール~」を開催する。
 
高校の英語教育において、より実用的な英語コミュニケーション能力の育成が求められる中、ICTを活用した授業作りや教材作成、適切な観点別評価などに苦慮している声が聞かれる。
 
本ウェビナーでは、授業でのICT活用に関する講演やアセスメントデザイナーとしても活躍する聖光学院中学校高等学校 英語科教諭の髙木俊輔(たかぎ しゅんすけ)氏を招き、「生徒が学びの主役」となる英語授業と、その実現のためのAIツール活用などについて講演いただく。
 
難しく考えがちなAIツールであるが、「従来の授業をより充実させ、学習者の学びをサポートするための手段」という位置付けで活用することでより効果的な授業ができるという。講演内では具体的な指導と評価への活用例も交えつつ、生徒が自主的に学べるようになる授業について考える。
 
また、2025年度より文部科学省の「高校生のための学びの基礎診断」測定ツールに認定された「TOEIC Bridge Tests」についても、IIBC担当者より紹介する。「TOEIC Bridge Tests」は日常的によくある場面や状況で自然なコミュニケーションをとるための基礎的な英語力を測定するテストであり、生徒のキャリア教育に力を入れている高校や、より実践的な英語コミュニケーションスキルの測定を求める高校での導入が進んでいる。