第32回 生徒の資質・能力の育成とその適切な評価の実現に向けて ~理数教育の推進に欠かせない指導と評価の在り方~

学校教育の軸となりつつある探究。学習活動の蓄積によって学校ごとに独自性が現れ、生徒の主体的な学びが進む一方、その適切な評価とともに教科横断・文理融合的な取り組みに苦慮されている学校は少なくありません。
 
探究を通して生徒に柔軟な思考と斬新な発想、強い知的好奇心や自発的な課題発見・研究態度を育むには、数学や理科に関する横断的なテーマに向き合い考え抜く力を身に付けさせる必要があります。
 
そこで今回は、スーパーサイエンスハイスクール指定校で課題研究を推進される2校の先生を講師に迎え、生徒の数理的観点を最大限に引き出す探究型学習と評価について、これまで蓄積された実践を具体的にお話しいただきます。10月に理数教育の推進に関するオンラインセミナーを開催したところ多くの先生方から「理数教育の指導と評価の一体化に必要な要素が整理できた」「現行の探究に理数的要素を加えるヒントが得られた」などのお声をいただき、同テーマの本セミナーを再びお届けする運びとなりました。
 
生徒ひとり一人の数理的視点を広げ、現行の探究型学習を高度化させる具体的なヒントをお持ち帰りいただきますと幸いです。ご同僚の先生とお誘い合わせのうえぜひご参加ください。