
今年11月、みんがくが開発した教育AIプラットフォーム「スクールAI」が、第22回日本e-Learning大賞において総務大臣賞を受賞しました。
全国の教師が自ら授業に合わせたAIアプリを開発・共有できるこのプラットフォームは、教育現場に革新をもたらすと高く評価されています。
教師の創意工夫が全国の学びを進化させる…そんな未来が、いま現実のものとなりつつあるのです。
記事の要約
株式会社みんがく(東京都新宿区)が開発した教育AIプラットフォーム「スクールAI」が、第22回日本e-Learning大賞において総務大臣賞を受賞した。
本プラットフォームは、全国の教師が独自にAIアプリを開発・共有できる点が最大の特徴である。
教育現場にもたらす革新性・実用性・今後の展望が高く評価され、2025年11月17日に授賞式が執り行われた。
同社は2021年に教育者が運営していたオンライン自習室を母体として法人化し、「次世代の教育のスタンダードを創る」をビジョンに掲げている。
2025年1月には東証グロース上場企業の株式会社サクシードと資本提携を発表し、さらなる開発推進と全国展開を加速させてきた。
同社は「現場の先生の創意工夫が全国の学びを進化させる社会をつくる」というビジョンのもと、教育機関との協働を通じて生成AIの可能性を検証しながら、誰もが学びやすい教育環境の実現を目指している。
(出典元:2025年11月20日 PR TIMES・株式会社みんがくより)
今後の学校教育への活用と将来性は?
スクールAIの受賞は、教師主導型AI活用という新しい教育モデルの可能性を示しています。
従来の画一的な教育から対話的な学びへの転換が求められる中、現場の教師が自ら指導方針を反映したアプリを作成できる点は、個別最適化された学習支援を実現する大きな一歩となります。
生徒一人ひとりの情報とAIを紐づけることで、成績や性格に応じた最適な説明を提供し、対話履歴から学習のつまずきを把握できる機能は、教師の指導力を拡張するツールとして機能します。
また、生徒自身がアプリを作成できる機能も追加され、主体的な学びを促進する環境が整いつつあります。
今後は教材会社や教科書会社との連携により、既存コンテンツとAIを融合させた深い学習支援が期待されるでしょう。
全国の教師が開発したアプリを共有するエコシステムが形成されれば、教育の地域格差解消や教師の負担軽減にもつながり、日本の学校教育全体の質的向上に貢献できる可能性があります。
情報元はこちらからご覧ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000155.000079497.html
