
最新の生成AIニュース(2025年8月18日~8月24日)を、YouTubeチャンネル「いけともch」の池田朋弘氏が注目した19のキーワードで紹介します。
1. Google DocsにGemini搭載の音声読み上げ機能が導入
GoogleドキュメントにGeminiの音声機能を活用した読み上げ機能が追加された。
現在は英語版のみで利用可能であり、作成した文書内容を音声で確認できるため、内容チェックや理解促進に効果的である。
2. GoogleがGemini Liveに新機能を追加
Gemini LiveにAndroid向けの新機能が搭載された。
カメラ機能と連携し、映している内容について音声で質問すると、該当箇所をハイライト表示して回答する機能や、GoogleカレンダーやGmailとの連携機能が追加されている。
3. Gammaのスマートダイアグラムで資料作成がさらに便利に
AI資料作成ツールのGammaにスマートダイアグラム機能が追加された。
ベン図や円グラフなど高品質な図表を簡単に作成でき、数の変更、色の調整、アイコンの切り替えなど柔軟な編集が可能である。
4. 最強のDeep Research AIエージェント「Skywork」
Skyworkがディープリサーチ機能を大幅に強化した。
49のソースから200ページに渡る調査を行い、論理的で分かりやすいレポートを作成する。ソースの詳細確認も可能で、PowerPointやExcel形式での出力にも対応している。
5. GoogleがAI コーディングエージェント「Jules」正式リリース
GoogleがAIコーディングエージェント「Jules」を正式にリリースした。
既存のGitHubプロジェクトに接続し、新機能追加やバグ修正を自動実行する。安全性を重視してブランチ機能を活用した開発フローを採用している。
6. Google Cloud Next Tokyo 25~AI エージェント活用事例まとめ
GoogleのAgent Spaceを活用した企業事例が紹介された。
ミクシィはマーケティング分析と画像生成の自動化、メルカリは問い合わせ対応の精度向上、博報堂はNotebook LMとの連携によるデータ活用を実現している。
7. Hugging Faceが提唱する「効率的なAI活用」の重要ポイント
Hugging Faceが効率的なAI活用における5つのポイントを提唱した。
大型モデルよりもタスク特化型スモールモデルの活用、不要な推論の削減、バッチ処理の活用、エネルギー効率重視のモデル選択が重要であるとした。
8. Googleスライド自動生成プロンプトの無料公開が話題
魔人氏が開発したGoogleスライド自動生成プロンプトが話題となった。
Google Apps Scriptと連携し、高品質なプレゼンテーション資料を自動生成する機能を提供。設定は複雑だが、一度構築すれば安定的にスライド作成が可能である。
9. エージェントモード活用のChatGPTプロンプト5選~仕事で週10時間以上の節約
Forbes記事でChatGPTエージェントモードの5つの活用法が紹介された。
調査・プレゼン資料作成、会議日程調整、コンプライアンス文書作成、経費報告、契約書管理など具体的な業務自動化のシナリオが提示されている。
10. NVIDIAが推論特化 LLM「Nemotron Nano 2」シリーズを公開
NVIDIAがハイブリッド推論モデル「Nemotron Nano 2」を発表した。
TransformerとMambaアーキテクチャを融合し、同サイズモデル比で最大6倍の推論速度を実現。128Kトークンの長文処理を単一GPU上で可能にしている。
11. DeepSeek V3.1がリリース
中国のDeepSeekが新バージョンV3.1をリリースした。
オープンソースの大規模言語モデルとして、推論能力とコーディング性能が大幅に向上しており、商用利用も可能な高性能モデルとして注目を集めている。
12. AIハッキングの時代~ハッカーは今あらゆる場所でAIを利用している
NBC Newsの報道によると、サイバー攻撃者がAI技術を悪用する事例が急増している。
フィッシングメール作成、偽情報生成、セキュリティ突破などにAIが活用されており、新たなサイバーセキュリティ脅威として警戒が必要な状況である。
13. Anthropicが最大100億ドル規模の資金調達を検討中
Claude開発元のAnthropicが史上最大級となる最大100億ドルの資金調達で合意に近づいている。
当初予定の50億ドルから倍増し、評価額は1700億ドル規模となる見込み。投資家需要の高まりを受けた決定である。
14. MetaとMidjourneyが提携を発表
MetaとAI画像生成サービスMidjourneyが提携を発表した。
この提携により、MetaのプラットフォームでMidjourneyの高品質な画像生成技術が活用される予定で、ソーシャルメディアにおけるAI画像生成の新たな展開が期待される。
15. AppleがGemini採用でSiri刷新を検討
AppleがSiriの大幅な改良のためにGoogleのGeminiを採用する検討を進めていることが報じられた。
この報道を受けてGoogle株価が上昇した。現在のSiriの機能不足を解決し、より高度な対話型AIアシスタントへの進化を目指している。
16. 生成AI導入は企業の95%で停滞
MITの調査により、企業における生成AI導入プロジェクトの95%が停滞していることが判明した。
多くの企業がAIパイロットプロジェクトを開始するものの、実際の業務への本格導入や収益化に至らないケースが大部分を占めている状況が明らかになった。
17. 東京商工リサーチによるアンケート~AI活用は企業の25%にとどまる
東京商工リサーチのアンケート調査で、生成AIを実際に活用している日本企業は全体の25%にとどまることが判明した。
AI導入への関心は高いものの、実際の業務での活用には課題が多く、多くの企業が導入段階で足踏みしている実態が浮き彫りになった。
日本の教育現場で特に注目すべき技術進歩は?
音声機能の教育活用では、GoogleドキュメントのGemini音声読み上げ機能が、学習障害のある生徒や視覚学習が苦手な生徒の理解促進に大きく貢献できます。
また、Gemini Liveのカメラ連携機能は、数学の図形問題や理科の実験において、画面上の特定箇所をハイライト表示しながら解説する革新的な個別指導ツールとして活用可能です。
資料作成の効率化では、Gammaのスマートダイアグラム機能により、教師が授業用の図表やフローチャートを簡単に作成でき、授業準備時間を大幅短縮できます。
GoogleスライドやSkyworkの自動生成機能も、教材作成業務の負担軽減に直結します。
調査・研究支援については、SkyworkのDeep Research機能が学生の課題研究や教師の教材準備において、信頼性の高い情報収集と論理的なレポート作成をサポートします。
一方で、企業のAI導入95%失敗という現実は、教育現場でも十分な研修と段階的導入の重要性を示しており、技術活用には慎重な計画が必要であることを教えています。
これらの技術を適切に導入することで、個別最適化された学習環境の実現が期待できるでしょう。
ぜひこの記事を参考に、今後の教育現場での生成AI活用を検討してみてください!
参考: