注目AIニュース13選(1/19~1/25)~日本の教育現場で活用できるのは何か

最新の生成AIニュース(2026年1月19日~1月25日)を、YouTubeチャンネル「いけともch」の池田朋弘氏が注目した13のキーワードで紹介します。

1. Claude for ExcelがProプランでも利用可能に

Claude for ExcelがこれまでのMaxプラン限定から、Proプランでも使用可能になった。
Excel上でClaudeを活用し、クロス集計やピボットテーブルの作成、データ分析、考察の自動生成が可能である。コパイロットやGeminiより賢い分析性能を持つ。​

2. Anthropicハッカソン優勝者の「Everything Claude Code」公開

Anthropicのハッカソン優勝者が開発した「Everything Claude Code」フレームワークが公開された。
Claude Codeに専門家エージェント、コマンド、スキル、ルールを追加し、プラン作成、テスト駆動開発、コードレビューを体系的に実行でき、コンテクスト管理も最適化される。​

3. ChatGPTの画像生成中に別の会話や追加依頼が可能に

ChatGPTの新機能により、画像生成中に別のチャットや追加の画像生成依頼が可能になった。
これまでは画像生成完了を待つ必要があったが、同時に複数の画像生成や会話を進められるようになり、利便性が大幅に向上した。​

4. Googleスライドの複数ページの見栄えを同時に一括アップデート

Googleスライドの生成AI機能で、複数のスライドページを同時に見栄え良く修正できる機能が追加された。
これまでは1枚ずつの修正だったが、スライド番号を指定して複数枚を一括で改善できるようになり、作業効率が向上した。​

5. Antigravityによる自動ブラウザ操作&スライド構築デモ

GoogleのAntigravityは、ブラウザを自動操作してリサーチやGoogleスライド作成を実行できるツールである。
ブラウザ上で検索、クリック、入力を自動実行し、収集した情報をスライドに反映できる。完全自動ではないが高度な自動化が可能である。​

6. OpenAIが広告主にチャットボット広告の提供をまもなく開始

OpenAIがChatGPT上で広告配信を間もなく開始する。
数十社の広告主に最低100万ドル(約1.5億円)の契約で営業を開始しており、表示回数ベースの課金から始める。将来的には一般企業も広告出稿できるようになる見込みである。​

7. OpenAIの法人シェア奪還に向けた組織再編と「危機感」の背景

OpenAIは企業向けAPI市場でAnthropicやGoogleに大きくシェアを奪われ、危機感を強めている。
2023年に50%だったシェアは2025年に25%へ低下し、Anthropicが32%でトップに立った。組織再編を行い、法人向け事業強化に本格的に乗り出している。

8. Microsoftが自社内でAnthropic「Claude Code」を大規模導入

MicrosoftがOpenAIに多額の投資をしているにもかかわらず、社内でAnthropicの「Claude Code」を大規模に導入している。
Notepadなどの開発にClaudeを活用しており、コーディング作業での優位性を認めている形。OpenAIとの関係性に影響を与える可能性がある。​

9. Cursorが数百体のAIエージェント群でWebブラウザを自動生成

CursorがAIエージェント群を活用してWebブラウザを自動生成するデモを公開した。
数百体のエージェントが並行して長時間自律的にコーディング作業を実行し、複雑なプロジェクトを完成させる能力を示した。エージェントのスケーリング技術が実証された。​

10. LLMの次なるステップ「ニューロシンボリックAI」やフィジカルAIの動向

LLMの次の段階として「ニューロシンボリックAI」が注目されている。
記号処理と深層学習を融合させ、より高度な推論能力を実現する技術である。また、物理世界と連携する「フィジカルAI」の開発も進展しており、AIの新たな進化の方向性が示されている。​

11. 評価額7,500億円~”人間中心のフロンティアAIラボ”「Humans&」始動

評価額7,500億円で「Humans&」という新しいAIラボが始動した。
人間中心のフロンティアAI開発を掲げ、調整(coordination)を次のAIの課題として位置づけている。複数のAIや人間がどう連携するかをテーマに、新しいAIモデルの開発を目指している。​

12. 共通テストでOpenAIが97%得点~GoogleやAnthropicに勝利

2026年の大学入学共通テストで、OpenAIのモデルが9科目満点を含む97%の得点率を記録し、GoogleやAnthropicを上回った。
日本の試験における各社AIの性能比較が行われ、OpenAIが最も高い学力を示す結果となった。​

13. 「AIに働かされる」が正解?事業責任者が提唱するAI時代の組織図

AI時代の組織図として「AIに働かされる」という発想が提唱されている。
従来の「AIを使う」という考え方ではなく、AIが中心となり人間に指示を出す組織構造が効率的であるという考え方である。AI活用における新しい組織マネジメントの視点が示された。

日本の教育現場で特に注目すべき活用は?

まず、Claude for Excelの教育分野への応用が期待されます。
生徒の学習データや成績データをExcel上で管理している塾は多く、このツールを活用すれば、クロス集計や傾向分析が自動化され、一人ひとりの学習状況を素早く把握できます。
さらに、データから考察まで自動生成されるため、講師は分析に時間を取られることなく、個別指導の質向上に集中できるでしょう。​

次に、Everything Claude Codeによる教材開発の効率化も有望です。
プログラミング教育や探究学習で使用する教材やツールを、体系的なフレームワークに沿って開発できるため、質の高いオリジナル教材の作成が可能になります。

また、AIエージェント技術の進化により、24時間対応の個別学習支援システムの構築が現実的になってきました。
生徒の理解度に応じた問題の自動生成や、つまずきポイントでのヒント提示など、パーソナライズされた学習環境を低コストで実現できる可能性があります。


ぜひこの記事を参考に、今後の教育現場での生成AI活用を検討してみてください!

参考: