茨城発!対話型AIを部活動に~鹿島学園サッカー部が実践する「監督の分身」による個別指導の可能性とは

指導者不足や個別対応の限界が課題となる学校の部活動現場に、新たな解決策が登場しました。

ことし1月12日の東京・MUFGスタジアム(国立競技場)で決勝が行われた第104回全国高校サッカー選手権大会で、初の全国準優勝を成し遂げた鹿島学園高校サッカー部。

その同部が導入した対話型AI「DIAMOND AI」は、監督の思考と哲学を学習し、100名超の部員一人ひとりに質の高い対話と内省の機会を提供します。

答えを”与えず問いかける”この先進的なAI活用が、部活動を通じた人間教育の新しい形を示していくかもしれません。

記事の要約

今年度の第104回全国高校サッカー選手権大会で準優勝を果たした鹿島学園高等学校(茨城県鹿嶋市)サッカー部が、株式会社ダイヤモンド・ビジネス企画(東京都新宿区)が提供する、鈴木雅人監督の思考と哲学を学習した対話型AI「DIAMOND AI」を導入した。

このAIは安易な答えを与えず、鈴木監督のように本質を突く問いを投げかけ、生徒自らが答えを導き出すまで寄り添う仕組みである。
100名を超える部員一人ひとりが、監督と一対一で向き合うような内省の時間を得られる点が特徴だ。

導入目的は単なる勝率向上ではなく、自己理解・内省と気づき・主体性という3つの力を養うことにある。

これらはサッカーだけでなく卒業後の人生で必要とされる「生きる力」であり、人間教育の質を最大化する手段としてAIを位置づけている。

指導者の情熱とテクノロジーの継続性が融合した、部活動領域における先駆的なモデルケースといえる。
(出典元:2026年1月12日 PR TIMES・ダイヤモンド・ビジネス企画より)​

今後の学校教育への示唆と可能性は?

この事例は、AI技術を「教師の代替」ではなく「個別最適な学びの伴走者」として活用する新しい教育モデルを示しています。
特定の指導者の思考や哲学をAIに学習させることで、物理的な時間や人数の制約を超えて、すべての生徒に質の高い対話と内省の機会を提供できる可能性が広がります。

今後の学校教育では、教科指導だけでなく、キャリア教育や生徒指導の場面でも同様のAI活用が期待されるはずです。
例えば、優れた実践を持つ教員やカウンセラーの対話手法を学習したAIが、生徒の自己理解や進路選択を支援するツールとして機能するでしょう。

また、書籍という信頼性の高い媒体から学習する「暴走しないAI」という特徴は、教育現場での安全な導入を可能にします。

指導者不足が深刻化する部活動改革においても、質の高い指導を持続可能にする手段として、今回の結果事例によって注目は高まります。

人間教育の本質を損なわず、むしろ深化させるテクノロジー活用の好例といえるでしょう。


情報元はこちらからご覧ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000068.000059444.html