SDGsの視点を取り入れた学習は広がりを見せていますが,「17の目標を知る」だけ,「社会課題にラベルを付ける」だけの活動にとどまってはいないでしょうか。本ウェビナーでは,SDGs教育を次のステージへと進め,生徒が社会課題を“自分ごと”として捉える授業づくりを考えます。
学習指導要領の前文では,すべての学校教育が「持続可能な社会の創り手を育てる」ことを理念として掲げています。しかし,日々の授業の中でその理念をどう生かし,どう生徒の“自分ごと化”につなげるかは,多くの先生方にとって大きな課題ではないでしょうか。そこで本ウェビナーでは,SDGsを軸にした教科授業・探究活動を通して,その理念を現場で具現化する授業デザインを探ります。上山先生・原田先生による実践事例をもとに,SDGs教育やESD(持続可能な開発のための教育)が本来めざす「持続可能な社会の創り手を育てる」教育の在り方を考えます。
目標の表面的理解を超え,生徒が主体的に社会と関わる学びをどう創るか―SDGsの本当の可能性を掘り下げるウェビナーです。
