年内入試での教科学力テストはどうあるべきか

2026年度入学者選抜より、学校推薦型選抜や総合型選抜、いわゆる年内入試での教科学力テストが、多面的な評価と組み合わせることを条件に認められることになりました。これを受けて、大学によっては、自らが信じるより良い選抜を実現するために、この方針を利用した選抜の実施を公表し、高校側はこれについての対策を検討したり、さまざまな意見を表明したりしています。
 
選抜のあり方が国内外の社会の変化とともに変容していくことは、ごく自然なことと捉えられます。一方、この変容は単に選抜のあり方だけを捉えたものでなく、高校・大学教育の方向性も踏まえたものである必要があることは言うまでもありません。高校生活や公平性などに影響を与えうることにも配慮する必要があるのかもしれません。
 
本ミニセミナーでは、これからの年内入試がどうあることが、高校生、高校、そして大学にとって有意義であるのかについて、大学、高校、研究者それぞれの立場の先生方により、建設的な議論を展開します。セミナーを通じ、教育のより良い方向づけに貢献できることを願っています。
 
多数のご参加をお待ちしております!