すべての子どもたちをAI-Readyに: 教育現場で使えるAIリテラシープラットフォーム(Powered by DQ)のご紹介

2024年の国連総会において、193カ国が合意した「未来のための国連協定(UN Pact for the Future)」では、すべての人に手頃で質の高いAI・デジタルリテラシー教育を提供するという目標が掲げられました。この国際的な合意は、今や生成AI時代における教育改革が世界的な喫緊の課題であることを示しています。
 
日本においても、生成AIは、今や教育現場でも避けて通れない存在となりつつあります。文部科学省が2024年に発表した「初等中等教育段階における生成AIの利活用に関するガイドライン(Ver. 2.0)」では、情報の真偽を見極め、問題の本質に迫る「深い意味理解」や「判断力・表現力」といった資質・能力を育む教育の重要性が強調されています。
 
こうした背景のもと、国際シンクタンクDQ Instituteは、グローバルスタンダードのAIリテラシー教育の普及を実現する実践的ソリューションとして「Powered by DQ」を2025年6月に公開しました。
 
本ウェビナーでは、2019年よりDQ Instituteの戦略的パートナーとして、GIGAスクール時代の新しい情報モラル学習プラットフォーム「DQ World」の日本展開を推進してきた株式会社サイバーフェリックスが、AI時代に必要なリテラシーを世界中の子どもたちに届ける取り組みである「Powered by DQ」を日本で初公開します。
 
この「Powered by DQ」では、学校現場でも導入しやすいオンラインアセスメントや教材作成支援プラットフォームなど、生成AIによる教材コンテンツ生成ツールが用意されており、本ウェビナーでは以下の3つをご紹介します。
 
AI Readiness Challenge
全世界の子どもたちにAI時代に必要なリテラシーを広げることを目的とした簡易的なテストツールです。学校現場でもすぐに使えるシンプルな構成になっており、授業や特別活動などの導入に取り入れやすい内容です。子どもたちはこのプログラムに参加することで、自分のAIについての理解レベルを把握しながら、世界中の仲間と同じ学びの輪につながることができます。
 
DQ Assessment Creator
世界中のデータをもとにした信頼性の高い評価テンプレートを使って、簡単にAI・デジタルリテラシーの診断を作成できます。子どもたちの学びの成果やプログラムの効果を、見える形で確認・記録することができます。
 
DQ Learning Creator
AIやデジタルに関するリテラシー教育の教材やプログラムを、世界的な基準や優れた実践例にそって、簡単に作ることができるサポートツールです。
 
本ウェビナーでは、ICT教育の政策立案・実践に長年携わってきた平井聡一郎氏を迎え、文部科学省のガイドラインを含めた「生成AI時代に必要なAI・デジタルリテラシー」の解説に加え、AI Readiness Challengeのハンズオンの実践をしていただきます。
 
未来を見据えた教育のあり方にご関心のある教育関係者・EdTech企業の皆様、ぜひこの機会にご参加ください。