教育や保育の場での子どもへの性暴力を防ぐため、2024年6月、「学校設置者等及び民間教育保育等事業者による児童対象性暴力等の防止等のための措置に関する法律」(通称「こども性暴力防止法」)が成立しました。イギリスの「DBS制度(ディー・ビー・エス Disclosure and Barring Service=前歴開示・前歴者就業制限機構)」を参考にした仕組みを含むため「日本版DBS」と呼ばれ、学校や保育園、児童福祉施設などは、仕事で子どもと関わる人の性犯罪歴を確認するなどの取り組みが求められるようになります。
今回の講座では、こども家庭庁のこども性暴力防止法施行準備室の方をお迎えし、制度の概要やスケジュールなどについてお話しいただきます。制度の対象事業や業務、子どもへの性暴力の未然防止や発生時に適切な対応を行うための方法、犯罪事実確認の手続きなど、事業者や各施設に求められる対応を事前に理解しておくことで制度開始に備えませんか。