【教育ってなんだろう?】日本型学校教育はどこに向かうのか?-「フリースクール」の乱立を手がかりとして

日本はこれまで同年齢の子どもたちが一斉に同じ内容を学べる教育制度を構築してきました。しかし、学校を年30日以上休む長期欠席の子どもが急増し、その正統性が揺らぎつつあります。とりわけ、官民問わず「フリースクール」と呼ばれる施設・空間を開設する動きが広がっている点は、注目に値します。通常の学校や学級と異なる学びの場が拡大する状況をどのように理解すればよいのか、受講者のみなさまと一緒に考えていきます。