「AI時代の先生を考える」~子どものデータは誰のもの?~ 第3回イベント

教育現場において、AI活用が進められています。国や自治体は業務の効率化や教育の質の向上などを期待しているようです。その一方で、AIに子どもたちのデータを扱わせることの懸念や危険性については十分な議論がされておらず、法整備も不十分です。
こうした現状を受け、内田洋行教育総合研究所は東京財団政策研究所の研究プログラム「AI時代の先生」と連携し、イベント【「AI時代の先生を考える」~子どものデータは誰のもの?~】を開催いたします。
第3回となる今回は、EUでの法規制などに詳しい岡山大学学術研究院社会文化科学学域(法学系)教授の堀口 悟郎氏をゲストにお迎えします。子どものデータに対して厳格なルールづくりを進めるEUの最新事情をお話しいただきます。
また、第1・2回で取り上げてきた「学校・教師が担う業務に係る3分類」について当事者である子どもたちの声もお伝えする予定です。
子どもたちは、登下校や休み時間などは誰にかかわって欲しいと考えているのか、現場の声を伺います。
このほか、杉並区元教育長の井出 隆安氏、文部科学省総合教育政策局教育人材政策課長の後藤 教至氏、杉並区立天沼小学校校長の薩摩 博之氏らも迎え、パネルディスカッションを行います。
子どもたちの意見や法学者の視点も踏まえ、多様な観点で議論し、先生にしかできない仕事とは何かを、皆様と一緒に考えます。