教育現場へのAI活用が進められています。国や自治体は業務の効率化や教育の質の向上などを期待しているようです。その一方で、AIを活用すべき業務や、AIに業務を任せることによる影響については、十分な議論がされていません。
こうした現状を受け、内田洋行教育総合研究所は東京財団政策研究所の研究プログラム「AI時代の先生」と連携し、イベント【「AI時代の先生を考える」~ロボット教師はナンセンス~】を開催いたします。
イベントの前半は、中央教育審議会元会長の安西 祐一郎氏、東京学芸大学教職大学院教授/学長特別補佐の堀田 龍也氏から、AI時代に変わりゆく教育の現状や課題、AI時代の先生に求められる役割についてご講演いただき、その後お二人による対談を実施いたします。
イベントの後半は、10月に開催した第1回イベントの登壇者である杉並区元教育長の井出 隆安氏、文部科学省総合教育政策局教育人材政策課長の後藤 教至氏、杉並区立天沼小学校校長の薩摩 博之氏らを指定討論者に迎え、「AIにさせたい仕事・させたくない仕事、技術的に実現できそう・難しそう」をテーマにワークショップ形式で議論いたします。先生や学校のあり方に関して多様な観点で議論し、AIに代替させたい仕事や、先生にしかできない仕事とは何かを、皆様と一緒に丁寧に考えていきます。