コクヨが学習サービス強化!トップ講師の映像授業を無料提供へ~4月7日から無料版配信を開始

学校の教室という枠を超え、いつでもどこでも一流講師から学べる時代が本格的に到来している。

コクヨ株式会社は学習サービス「Clearnote」と「Carry Campus」において、株式会社学びエイドが提供するトップ予備校講師による映像コンテンツの無料配信を開始した、と発表。

2025年4月7日から無料版の配信を開始し、同年7月には有償版の提供も予定されており、デジタル学習環境のさらなる充実を目指す同社の取り組みに注目が集まっている。

【記事の要約】
コクヨ株式会社は、学習サービス「Clearnote」と「Carry Campus」を利用する中高生向けに、株式会社学びエイドのトップ予備校講師による映像コンテンツを提供すると発表した。
4月7日から無料版の配信を開始し、7月には有償版の配信を予定しており、目標は7月までに1万本の公開である。

提供される映像授業は「『勉強のプロ』が伝授 鉄人講師による映像授業」と題され、100名以上のトップ講師が1コマ約5分の講義を行う。

学びエイドは、学習塾や教材会社向けに映像授業の配信や制作を行う企業。
「Clearnote」は、生徒同士が学習ノートを共有し、Q&Aや掲示板機能を利用できるサービスで、日本・タイ・台湾・インドネシアで展開され、毎月120万人が利用している。
「Carry Campus」は、手書きノートとデジタルツールをつなぐ学習アプリで、ダウンロード数は60万を超えている。

コクヨは2025年からの第4次中期経営計画「Unite for Growth 2027」において、Campusブランドを「まなびかた」のブランドと再定義し、学びに関連する価値創造を進めている。
(2025年4月1日 こどもとITより)


この取り組みは、今後の学校教育に大きな影響を与える可能性があります。

デジタル技術を活用した学習支援サービスの普及により、生徒たちは時間や場所を問わず、質の高い学習コンテンツにアクセスできるようになります。
また、トップ講師による映像授業は、地域や学校の枠を超えた教育機会の均等化につながる可能性があります。

さらに、生徒同士のノート共有やQ&A機能は、協調学習を促進し、多様な視点から学びを深める機会を提供します。
これらのサービスは、個別最適化された学習と協働的な学びの両立を実現する可能性を秘めているでしょう。

将来的には、AIによる学習分析や推薦システムの導入により、より精緻な個別学習プランの提供や、教師の指導支援ツールとしての活用も期待できます。
こうしたデジタル学習プラットフォームの発展は、従来の学校教育を補完し、生涯学習社会の実現に向けた重要な基盤となるでしょう。

詳細はこちらプレスリリースを参照ください。
https://www.kokuyo.co.jp/newsroom/news/category/20250331cs1.html
https://corp.manabi-aid.jp/2025/03/31/20250331/