注目AIニュース16選(2/9~2/15)~日本の教育現場で活用できるのは何か

最新の生成AIニュース(2026年2月9日~2月15日)を、YouTubeチャンネル「いけともch」の池田朋弘氏が注目した16のキーワードで紹介します。

1. AIが作業を代行する「Claude Cowork」がWindowsに対応

AnthropicのClaude CoworkがWindows環境でも利用可能になった。
パソコン上のフォルダやファイルを認識し、画像処理やファイル名変更などのタスクを自動実行できる。非エンジニアでも簡単なチャット形式UIで操作でき、複数のサブエージェントを起動するエージェントチーム機能も使える。

2. Claudeの無料プランで「Pro」の4つの機能を提供

Claudeが無料プランでも有料版の主要機能4つを開放した。
ファイル作成、外部アプリとの連携コネクター、スキル作成・導入、会話の長文化圧縮が利用可能になった。特にスキル機能は標準規格のため、CursorやCodexなど他ツールでも使える汎用性の高さが魅力である。

3. OpenAIがChatGPTの「Deep Research」機能を更新

ChatGPTのDeep Research機能が大幅にアップデートされた。
対象サイトやGoogleドライブを指定した調査、より徹底的なリサーチが可能になった。調査結果は見やすいレイアウトで表示され、マークダウン、Word、PDF形式でエクスポートできる。無料版でも月5回利用可能。

4. OpenAIが爆速モデル「GPT-5.3-Codex-Spark」を発表

OpenAIが超高速コーディングモデル「GPT-5.3-Codex-Spark」を発表した。
Cerebrasのチップを活用し、毎秒1000トークン以上の処理速度を実現する。リアルタイムに近い速度でコード生成と確認ができ、プロトタイピングや迅速な反復作業に最適。現在はProプラン限定で利用可能である。

5. Perplexityが進化!ディープリサーチ&3モデル同時比較機能

Perplexityのディープリサーチ機能が精度向上し、ChatGPTやGeminiより高品質なレポートを生成するようになった。
さらにMaxプラン限定で、3つの最先端モデル(GPT-5.2 Thinking、Opus 4.5、Thinking 3 Pro)を同時比較する新機能が追加された。各モデルの合意点と相違点を明確に示す。

6. ByteDanceが次世代AI動画生成モデル「Seedance 2.0」を発表

TikTokを運営するByteDanceが高品質動画生成AI「Seedance 2.0」を発表した。
2K解像度で音声同期した動画を生成し、最大12個の参照ファイル(画像、動画、音声)を組み合わせて入力できる。複雑な人物動作や物理法則を自然に再現し、映画レベルのクオリティを実現する。

7. SkyworkアプリにPC操作AI「Skybot」が登場

Skyworkアプリに新機能「Skybot」が追加された。
パソコン操作を自動化するAIエージェントで、OpenAI Crawlに類似した機能を簡単に利用できる。有料契約が必要だが自分でサーバーを借りてインストールする必要がなく、約5時間の無料試用も可能。

8. note社がエンジニア以外も含む全社で「Cursor」を導入

note社が全社員を対象にAIコーディングツール「Cursor」を導入した。
非エンジニアでも文章作成やリサーチ、データ分析に活用できる。導入時は全社向け研修を実施し、不安解消の相談会も開催した。チーム単位での活用により生産性向上と、できることの幅が大きく広がる事例である。

9. プロンプト入力が劇的に楽になるClaudeの新機能

Claudeの新機能「ask_user_input」により、プロンプト入力が大幅に効率化された。
AIが必要な情報を対話形式で質問してくれるため、ユーザーは複雑な指示を一度に考える必要がなくなった。特に初心者や詳細な指示が苦手な人にとって、自然な会話でタスクを進められる画期的な機能。

10. Gemini×NotebookLM連携で「自分専用エージェント」を量産

GeminiとNotebookLMの連携により、個人専用のAIエージェントを大量作成できるようになった。
特定の情報源やドキュメントを学習させた専門エージェントを簡単に構築できる。用途別に複数のエージェントを使い分けることで、より精度の高い業務支援が実現し、個人の生産性が飛躍的に向上する。

11. OpenAIがChatGPT無料版とGoプランで広告テストを開始

OpenAIがChatGPTの無料版とGoプランで広告表示のテストを開始した。
有料のProプランやTeamプランでは広告は表示されない仕組みである。これはOpenAIの新たな収益モデルの実験であり、無料ユーザーの体験と収益化のバランスを探る重要な取り組みとなっている。

12. Anthropicが急成長!評価額3,800億ドル(約60兆円)へ

Claude開発元のAnthropicの企業評価額が3,800億ドル(約60兆円)に到達した。
前回の評価額から大幅に増加し、AI業界における同社の急成長を示している。Claude Coworkやスキル機能など革新的なプロダクトの連続リリースが、投資家からの高評価につながっている証である。

Claude Codeの開発者が、従来のRAG(検索拡張生成)からAgentic Search(エージェント型検索)への移行について解説した。
単純な情報検索から、AIが自律的に判断し複数ステップで情報を探索する方式へと進化。この転換により、より複雑な問題解決が可能になり、AI活用の幅が大きく広がる。

14. RPA「WinActor」がMCP対応でAIエージェント連携機能を搭載

国産RPAツール「WinActor」がMCP(Model Context Protocol)に対応し、AIエージェントとの連携が可能になった。
既存の業務自動化フローにAIの判断力を組み込めるようになった。日本企業に広く導入されているWinActorのAI対応は、国内企業のDX推進に大きなインパクトを与える進展である。

15. 「AIが雇用主」~エージェントが人間を雇うサービスが話題

AIエージェントが人間を雇用する逆転発想のサービス「Rentahuman.ai」が注目を集めている。
AIが実行できないタスク(電話対応、実地調査など)を人間に外注する仕組み。人間とAIの役割が逆転する未来像を示しており、労働市場や雇用形態の根本的な変化を予感させる興味深い事例である。

16. AIは仕事を減らさず「逆に」増やす?最新の調査結果を解説

最新の調査により、AIが仕事を奪うのではなく逆に仕事量を増やす可能性が示された。
AIによる効率化で新たなタスクや要求が生まれ、結果的に業務が拡大する現象が観察されている。これは産業革命時の機械化と同様のパターンであり、AI時代の労働のあり方を考える上で重要な知見となる。

日本の教育現場での活用が期待できるのは?

まずは、Claudeの無料プラン機能開放です。
ファイル作成やスキル機能が無料で使えるようになったことで、予算が限られる学校や個人塾でも、生徒一人ひとりに合わせた学習教材の自動生成や、苦手分野に特化した問題作成が可能になります。

また、Gemini×NotebookLMの連携による「専用エージェント量産」機能は、教科別・単元別の学習アシスタントを簡単に作れるため、生徒の自学自習を強力にサポートします。
過去のテストデータや教科書を学習させれば、各生徒の理解度に応じた個別指導が実現できるでしょう。

さらに、ChatGPTのDeep Research機能の進化により、探究学習や課題研究での情報収集が効率化され、生徒は分析や考察により多くの時間を使えるようになります。
ただし、note社のCursor全社導入事例が示すように、教員研修や相談体制の整備が成功の鍵となります。

AI活用で教育の質と効率を同時に高められる時代が到来しているのを感じます。


ぜひこの記事を参考に、今後の教育現場での生成AI活用を検討してみてください!

参考: