
教育現場でのAI活用が急速に進む中、Google for Educationが10月から開始する新YouTubeセミナー配信「雑談から核心にせまる!ゆるAIトーク」が注目を集めそうです。
例えば、春日井市立出川小学校では既にAI導入により教員の時間外在校時間を1時間6分短縮するなど、具体的な成果を上げています。
全国の教育現場で実際にAIを活用している先進校の事例から、校務効率化や授業改革のヒントを学ぶことで、「AI時代の教育」への新たな第一歩を踏み出すきっかけになりそうです。
【情報の要約】
Google for Educationが主催するYouTubeセミナー「雑談から核心にせまる!ゆるAIトーク」は、2025年10月から毎月第1・第2水曜日の15時に30分間配信される。
東京学芸大学の高橋純教授が進行役を務め、AIを活用する現場のゲストを迎えてカジュアルな対談形式で進められる。
初回は春日井市立出川小学校(愛知県春日井市)の仲渡隆真校長が登場し、「GIGA先進校から学ぶAI時代の新しい働き方」をテーマに語る。
同校では平均時間外在校時間が1時間6分短縮されるなど、働き方改革の実績を上げている。
視聴は無料で事前登録制となっており、アーカイブ視聴も可能だ。
対象は全国の学校現場や教育委員会の研修・ICT推進担当者で、雑談の中から教育の本質的なヒントを見出すことを目的としている。
(出典元:Google for Education公式サイトの最新情報より)
学校教育への活用と展望は?
この企画は、学校教育現場におけるAI活用の実践的な知見を共有する貴重な機会となりそうです。
出川小学校の事例では、校務でのAI導入により教員の働き方が大幅に改善され、「AIの無い生活には戻れない」という実感が示されています。
今後の学校教育では、Google Vidsなどの動画作成ツールを活用した授業改革や、生成AIを使った校務効率化が進展すると予想されます。
セミナーの雑談形式というアプローチは、AIに対する心理的ハードルを下げ、現場教員の自然な導入を促進する効果が期待できます。
第3回には宮崎大学の中村大輝氏も参加予定で、学術的観点からのAI活用論も加わります。
毎月継続的に配信されることで、AI技術の進歩と教育現場での実践事例が蓄積され、日本全国の教育改革を支援するプラットフォームとなる可能性があるかもしれません。
情報元はこちらからご覧ください。
https://rsvp.withgoogle.com/events/gfe-ai-series-2025