【教育×生成AI 妄想アイデアオーディション!】

次回について、3月に開催概要を発表!

<大募集>

  • 一緒にイベントを創る仲間になれる方
  • 協賛企業として応援してくださる方

協力いただける方は以下よりご応募ください

<応募を検討の方へ>

このHPの下部に前回受賞作品が掲載されています。
今のうちに、妄想を膨らまし、アイデアをご検討いただけると幸いです!


【教育×生成AI 妄想アイデアオーディション!】概要・最終結果

グランプリと各部門賞が決定いたしました

株式会社トリプルアイズの協賛および、学習塾と教育サービスをつなぐ一括資料請求サイト「エデュマッチ」、FindValue株式会社の運営協力のもと開催したオーディションの最終結果を発表いたします。総応募数は302件でした。
なお、今回のオーディションが大変講評だったため、第2回のコンテストも開催予定です。(2024年2月頃を予定)ぜひ、オリジナリティあふれる皆様の妄想アイデアをご応募ください。

最終結果


【グランプリ大賞】

赤坂颯太さん

■空の飛び方
想像の翼を広げ、幼少期の夢を現実へと繋げるプラットフォーム
  • 頭の中の妄想アイデアを書き込むとそのアイデアを実現するのに、必要なことが表示される。
  • 「空飛ぶ車」と打ち込んだのならば、「現状の車の技術はどこまで進んでいるのか」「空を飛ぶための航空工学の入り口」「飛行機の現在の技術状況」「磁力で浮く方法」などの技術的なことやそれに類するSF作品などが表示される。
  • 頭の中に浮かんだぼんやりとした妄想を現実的に考えるための学問の入り口になるサービスである。

【講評】
審査員一同、納得のグランプリです。 直球で「ワクワク感」が伝わってくる、探究心の感じられる面白いアイデアでした。

現代社会において、「子ども心を忘れがち」という問題は多くの人が共感できるテーマです。このアイデアは、そのような共感をベースにしながら、実際の学習に結びつけることで、子どもたちの創造力を育むと同時に、実世界の技術や知識についても学べるという点で、より深い知識の探究を促すことができます。教育において、このような新しいアプローチが導入されることは、学習への関心を高め、次世代の教育の可能性を広げるものになるでしょう。

【部門別優秀賞】

子どもの学びワクワク部門

菅野真唯さん

■その世界に入るボタンがある小説
国語が苦手な生徒が作者の意図が読み取れないという課題を解決するサービス
  • 小説の最後にボタンがあり、自分が気になるシーンに入ることができる。
  • 実際にその世界に入ることで、想像できなかった世界が広がる。
  • 第三者として登場人物と触れ合い、「ここの文はこの意味だったのか」といった照らし合わせができ、より詳しく知ることもできる。

【講評】
従来の読書体験とは大きく異なり、小説の世界をよりリアルに体験することで、作者の意図や登場人物の感情を直感的に理解できるようにするというアイデアがすばらしいです。

自分自身の感情や思考を物語に投影し、その結果として得られる洞察は、教育的な価値が非常に高いものです。

生成AIを使って読書を新しい冒険に変え、読書の楽しみと学習の深さを同時に提供することで、教育の新たな可能性を開くでしょう。

先生ハッピー部門

岡田晃さん

■子供の強み発見器
子供の強みや弱みを理解し、先生が教えたり、対応しやすくなるためのサービス
  • 子供のあらゆる情報、画像、動画、紙資料、筆跡、アンケート、作文などにより、子どもの分析をする。
  • 集まった膨大データをふまえ、AIとのやりとりから子どもの強み、弱みを判別する。
  • 子どもの得意なことを伸ばし、それを活かした指導方法の参考できる。

【講評】
生徒の良いところを知ることで、先生がハッピーになれるという視点で選びました。

子ども一人ひとりの個性や能力を理解し、最適な指導を提供するという、教育現場での普遍的な課題に対応しています。先生や保護者、さらには子どもたち自身も、このシステムを通じて自分自身や他者の強みと弱みをより深く理解することができます。これにより、教育における個別対応の必要性という深い課題に対して、解決策をみつける糸口となるのではないでしょうか。

マイナスを減らすのではなく、ゼロを+にする前向きでハッピーなアイデアが、今後生成AIと、どのように絡んでいくかが楽しみです。

家庭・地域キヅナ部門

庄司陽介さん

■もうひとつの日本をつくる!
子どもが政治に関心を持つきっかけとなるサービス
  • もうひとつの日本があると仮定して、少数意見や、インフルエンサーが言っていることを実行すればどんな日本になるかをシュミレーションする。
  • 生徒はメタバース上で独自の政策で選挙してその政策を実行する。
  • このプロセスを通じて、政治が社会に与える影響や未来について考えるきっかけとなるサービスである。

【講評】
いい国をつくるためのシュミレーターとして、子どもが政治に関心を持つきっかけを作るというオリジナリティ溢れるアイデアでした。政治に関して世論が操作できてしまうのではないか、という不安な面もありますが、AIに議論させることでバイアスや少数意見があることにも気づくことができます。生成AIのリテラシーを理解するきっかけにもなると思います。いい国をつくるためのシュミレーターとして利用し子どもたちが、国や愛する地域の政治について考えるきっかけの一つとして、そして現代社会への問題提起も含め、このサービスを選びました。

【審査員特別賞】

石橋健次さん

■ジキルとハイド:すっきりくん
学校と保護者の良好なコミュニケーションを阻害する負の感情をAI の技術で解消するサービス
  • 保護者はAIに自分の感情を伝えることで考えを整理する。
  • AIは保護者の不安や憤りをサンドバックのように受け止め、適切なアドバイスや励ましの言葉を返し、保護者の意向を効果的に学校に伝えるための仲介者のような機能を果たす。
  • 保護者の感情的な障壁を和らげ、保護者達の集団心理による理性の喪失を防ぐ。
  • 保護者と学校間のコミュニケーションを円滑にし、両者の感情的な負担を軽減するためのAIベースのツール。

【講評】
世の中に一石を投じる刺激的なアイデアではありますが、教育現場の大変な状況を表しているサービスでもあります。生成AIの活用により、先生の心理的負担を少しでも減らすことができるかもしれません。(審査員一同、現場の先生の大変さに対する共感度は高い)

生成AIが悪者になるのではなく、前向きに未来に向かうためのツールとして使われることを願っています。

オーディション総評


300通を超える応募に教育や生成AIに対する関心の高さを実感しました。
今回、こんなサービスがあれば学びがもっと楽しくなる! というテーマでしたが 全体的には、現場の課題を解決するためのアイデアが多かったように思います。
全ての人にとって、学びが「ワクワク」したものになるよう、我々自身も考えていく必要があるでしょう。
今回のアイデアが現実の学習環境でどのように活実現していくのか、非常に楽しみです。
これからも、学びをもっとワクワクするものにするために、様々な分野からの革新的なアイデアを期待しています。
このオーディションをきっかけに、生成AIに興味を持ってくれた方のリテラシーがさらに向上していくことで、教育×生成AIの可能性が広がっていけばうれしい限りです。

審査会の様子

審査会は、当初は1日で集中審査を行う予定でしたが、大変魅力的なアイデアが多く、追加での審査日を別途改めて設けて、白熱したディスカッションが展開されました。

<審査員>

  • 炭谷俊樹 氏(神戸情報大学院大学 学長/ラーンネット・グローバルスクール代表)
  • 太田賢 氏(宮城大学 教授)
  • 安井政樹 氏(札幌国際大学 准教授)
  • 片渕博哉氏(株式会社トリプルアイズ 技術本部執行役員)
次回の実施予定

次回の開催は2024年2月の開催を予定しております。こんなサービスがあれば学ぶのがもっと楽しくなる!そんなアイデアのご応募お待ちしております。

また、教育の新たな可能性を追求し、子どもたちの学びの楽しさを探求するために第2回オーディションに協賛していただける企業様、団体様を募集しております。
関心をお持ちの方は、info@mingaku.net まで、ぜひご連絡ください。


応募概要(第1回は終了しました)

昨今、生成AIをはじめ、さまざまなテクノロジーの進化により、今まで不可能だったことが実現可能になってまりました。言い換えると、これまで「こうなったいいな」と妄想で終わってしまっていたアイデアが、テクノロジーと融合することで、単なる妄想でなく実現できる時代が来たと言えます。一歩先の未来を共に妄想しましょう。

アイデア例

「歴史上の人物に進路相談したい」
「ファンキーなネイティブと英会話練習を毎日したい」
「何度聞いても優しく教えてくれる自分だけのマイ家庭教師ロボットがほしい」

など、どんな角度からのアイデアも審査の対象となります。

応募検討者へのメッセージ

オーディションにて、グランプリ大賞を受賞した方には、副賞100,000円と、AIサービス開発企業とコラボサービス開発権(開発費は企業側が負担。あなたのアイデアがサービスに!)をプレゼントします。

学び、教育において何かアイデア、ひらめき、課題を感じたことはありませんか? 学年や実現可能性は問いません。皆さんの”妄想”、”アイデア”を教えてください。生成AIを使って、本当に実現してしまうかもしれません。

学校教職員、各種塾やスクールの先生、学生(生徒)の皆さん、そして保護者・地域の方など、全ての子どもを取り巻く皆さんからのユニークな発想をお待ちしております。

コンテスト概要
名称

「生成AI×教育」 妄想アイデアオーディション!~生成AIがあなたの妄想を現実に~

募集内容

こんなサービスがあれば学ぶのがもっと楽しくなる! あなたのアイデアを聞かせてください。

募集期間

2023 年10 月30日(月)~ 11 月19日(日)

応募資格

子どもから大人まで、どなたでも応募が可能です。

※ただし、未成年者の場合は、保護者の同意を必要とします。

応募方法

応募フォームよりご応募ください。

各部門
  • 子どもの学びワクワク部門 
  • 先生ハッピー部門
  • 家庭・地域キヅナ部門
表彰

■ グランプリ大賞(全作品から1作品を選出)

グランプリ大賞の受賞者には、

  • 奨励金(100,000円)
  • 企業コラボサービス開発権

をプレゼントいたします。開発費は企業側が負担します。

企業とコラボレーションし、サービス開発をする権利が得られます。あなたのアイデアがサービスになるかもしれません!

  • 企業コラボサービス開発権は、本オーディションで入賞したアイデアをAIサービスを開発する企業とのコラボ開発する企画会議に参加することができる権利です。可能な限りアイデアを反映しますが、開発上の都合で叶わない部分もございますこと、あらかじめご了承願います。また、企画会議や開発過程で、コラボ開発を断念する場合もあり、その場合はいかなる補償も発生しないことを予めご了承ください。
  • 各賞の発表は、2023年内を予定

■ 部門別優秀賞大賞(各部門から1作品ずつを選出)

部門別優秀賞の受賞者には、以下をプレゼントいたします。

  • 奨励金(10,000円)
  • 企業コラボサービス開発権(上記注釈を参照)
選考基準
  • 革新性
  • 共感度
  • 課題の深さ
  • オリジナリティ
  • 実現可能性は一切問いません。
審査員

炭谷俊樹 氏(神戸情報大学院大学 学長/ラーンネット・グローバルスクール代表)

太田賢 氏(宮城大学 教授)

安井政樹 氏(札幌国際大学 准教授)

片渕博哉氏(株式会社トリプルアイズ 技術本部執行役員)

選考結果

受賞者にはメールでのご連絡をもって発表とさせていただきます。受賞者の作品とニックネームはAIUEOの公式サイトへ掲載されます。

関連ページ

▼ AIUEO公式ページ
https://kyoiku-update.com/aiueo/

▼ 公式インスタグラム
https://www.instagram.com/sato.aiueo/

審査員からのメッセージ
  • 炭谷俊樹 氏(神戸情報大学院大学 学長/ラーンネット・グローバルスクール代表)
    生成AIで教育は大きく変わる、いや変えるチャンスです。我慢して苦しんで学ぶことから、好奇心・探究心を活かして楽しく学べる教育へ。皆さんの斬新な発想を楽しみにしています!
  • 太田賢 氏(宮城大学 教授)
    生成AIと教育の融合は、学ぶ楽しさや教育の魅力を高める可能性があるワクワクするテーマです。生成AIは進化途上の技術であり、様々な課題が存在しますが、妄想は創造性や想像力、イノベーションの源泉です。自分で没頭して考えるのもいいですし、友人や家族、同僚と話をして妄想を広げるのも良いですね。学びの未来に向けた、皆さんのクリエイティブな発想を楽しみにしています!
  • 安井政樹 氏(札幌国際大学 准教授) 
    生成AI×教育は、無限の可能性を秘めています。テクノロジーを使って、人の幸せや笑顔をつくる。そして素敵な未来を拓く。 そんなアイデアが生まれることを願います。 これからの教育は、好奇心や探究心が大事になりそう。私も、いまからワクワクしています。
  • 片渕博哉 氏(株式会社トリプルアイズ 技術本部執行役員)
    生成AIへの入口は誰にも開かれています。いわばAIの民主化です。今試されているのは私たちの想像力です。このテクロジーを使ってどんな未来を実現したいのか。審査員の既成概念をぶち壊すような、ユニークなアイデアを期待しています。
主催者からのメッセージ
  • 株式会社みんがく 代表取締役 佐藤 雄太 氏
    約20年にわたる教育現場での経験から「目の前の子どもを伸ばしたい」という熱意が質の高い指導や効果的な教材開発につながると学んできました。特に現場の声に耳を傾けることが、最も効果的な学習効果を生むサービスを生み出します。
    今、生成AIが教育のあり方を変えつつあります。このテクノロジーの持つリスクを最小化し、価値を最大化するためには、教育現場の実情に基づいたサービス開発が不可欠です。そこで、教育関係者はもちろん、保護者や生徒まで幅広く知恵を結集し、一緒に考え創造する場を提供することに決めました。これまでですと「妄想」としてバカにされてきたようなアイデアが、生成AIを使えば、簡単に実現できるようになった今だからこそ、皆さんの素敵な「妄想」から新しい教育のカタチが生まれてくると信じています。素敵な「妄想」をぜひ教えてください。
「生成AI×教育」をテーマにしたコミュニティへの参加

本オーディションに関する情報を含め、生成AI×教育をテーマにしたコミュニティ(AIUEO・教育現場AI活用推進機構)の参加URLです。完全無料なので、ぜひご参加ください!

各種お問い合わせ・ご要望

各種お問い合わせ・ご要望につきましては、以下の宛先までメールをいただけると幸いです。

宛先メールアドレス:aiueo.jimukyoku@gmail.com
宛名:妄想アイデアオーディション事務局

応募フォーム

第1回は終了しました。