アントレプレナーシップ教育は、起業家を増やすことだけを目的とするものではありません。自分で課題を見つけ、周囲と協力しながら行動し、失敗から学ぶ力を育てる教育として、学校現場でも注目されています。
教育AIサミット2026 セッション紹介【第15回/全19回】
本記事は、衆議院第一議員会館で開催される教育AIサミット2026の各セッションについての紹介記事となります。
開催概要に続けて、このセッションで何が問われようとしているのかを掘り下げています。参加するセッションを選ぶ時や、当日の議論を追いかける時にご参照してください。
教育未来フィーチャーサミット
日時:2026年8月7日(金)11:50~12:30
テーマ: 「Forbes JAPAN『未来をひらく先生100人』が語る、アントレプレナーシップ教育の現在地」
登壇者:
- 冨髙 雄介(香里ヌヴェール学院中学校・高等学校 探究・ヌヴェール科 課長)
- 野崎浩平(土佐塾中学・高等学校 総合学習主任/教育DX担当)
- 藤原照恭(MC・青楓館高等学院 学院長)
概要:
『Forbes JAPAN』2026年8月号の特集「アントレプレナーシップ教育 未来をひらく先生100人」選出者たちが登壇し、現場で培った手法とリアルな試行錯誤を共有します。
以上が、このセッションの開催概要です。ここからは、この場で語られるテーマを、もう少し掘り下げていきます。
アントレプレナーシップ教育は、起業家を増やすことだけを目的とするものではありません。自分で課題を見つけ、周囲と協力しながら行動し、失敗から学ぶ力を育てる教育として、学校現場でも注目されています。
今回は、『Forbes JAPAN』の特集「未来をひらく先生100人」の選出者たちが、現場での手法と試行錯誤を共有する「教育未来フィーチャーサミット」を紹介します。
挑戦する力を、授業のなかでどう育てるか
課題を見つけ、アイデアを考え、他者へ伝え、実際に試す。この流れは、起業だけでなく、探究学習や地域連携、キャリア教育にも共通します。
しかし、時間割、評価、校内調整、安全管理など、学校で実践するには多くの工夫が必要です。理念だけでなく、現場でどのような手法を用い、どこでつまずいたのかを共有することに価値があります。
成功事例だけでなく、試行錯誤から学ぶ
先進的な実践は、完成した結果だけを見ると、自校では再現できないように感じることがあります。実際には、小さな試み、周囲との調整、失敗、改善の積み重ねがあります。
本セッションでは、実践者が現場で培った方法とリアルな試行錯誤を共有する予定です。何をそのまま取り入れられるかではなく、自校の条件に合わせてどう応用できるかを考える視点が大切です。
教師自身が、挑戦できる環境をつくる
生徒に挑戦を求める一方で、教師が失敗できない環境では、新しい教育は生まれにくくなります。管理職や同僚、地域、企業などが、教師の試みを支える仕組みも必要です。
実践者同士のつながりは、教材やノウハウを共有するだけでなく、困ったときに相談し、挑戦を続けるための支えになります。個人の熱意を組織やネットワークへ広げる方法も注目点です。
まとめ
教育未来フィーチャーサミットは、アントレプレナーシップ教育の理想を語るだけでなく、学校現場でどう実装し、継続するかを考えるセッションです。
実践者の手法に加え、うまくいかなかった経験や改善の過程を知ることで、参加者は自分の学校で始められる現実的な一歩を見つけられます。
探究学習、キャリア教育、起業家教育に関わる教員、学校管理職、地域や企業との連携を進めたい方にとって、生徒と教師の挑戦を支える環境づくりを考える機会になるでしょう。
事実情報の参照:教育AIサミット2026 公式申込ページ(2026年7月31日確認)



