
生成AIは大学受験にどのような影響を与えているのでしょうか。
Hanji社の調査結果によると、2025年入学の大学1年生のうち62%が「今、受験生なら生成AIを活用したい」と回答し、実際の活用率37%を大きく上回りました。
英語や数学の解答添削、24時間質問できる環境への高評価の一方で、61%の生徒がハルシネーションのリスクを認識するなど、高いリテラシーも示されています。
学校現場では今、生徒の実態を踏まえた生成AI教育の設計が求められるでしょう。
記事の要約
Hanji株式会社(東京都品川区)が運営する「Knock 教育AIラボ」は、2025年に大学入学した新入生205人を対象に、受験における生成AI活用についてアンケート調査を実施した。
調査の結果、今受験生だったら生成AIを「頻繁に」または「時々」使用したいと回答したのは62%であったのに対し、実際の活用率は37%にとどまっていた。
活用したい科目のTOP3は英語、数学、小論文で、用途としては「自分の書いた解答の添削」(68%)、「問題の解答解説やヒントの提示」(63%)が上位を占めた。
生成AIの利点として「すぐに答えが返ってくる」(66%)、「24時間いつでも使える」(59%)、「間違えても恥ずかしくない」(44%)が評価された一方、61%の学生が「生成AIの回答は間違っている場合がある」と認識しており、十分なリテラシーを持っていることがうかがえる。
(出典元:2025年11月28日 PR TIMES・Hanji株式会社より)
今後の学校教育への示唆と展望は?
この調査結果は、学校教育における生成AI活用の重要な指針を示しています。
まず、生成AIリテラシー教育の充実が求められます。
学生の61%がハルシネーションのリスクを認識していることから、批判的思考力を育てながらAIを適切に使いこなす指導が効果的でしょう。
次に、個別最適化された学習支援の実現が期待されます。
24時間利用・可能で質問のハードルが低い生成AIは、教員の負担を軽減しつつ、多様な受験方式に対応する個別指導を補完する役割を果たせます。
さらに、人間教員の役割の再定義が必要です。
学生は「モチベーション向上」や「性格・強みに基づくアドバイス」など、感情面や人間的な支援を人に求めており、AIと人が補完し合う教育モデルの構築が今後の鍵となるでしょう。
生成AIを活用した学びは一般化が進むと予想され、学校現場での戦略的な導入が求められています。
情報元はこちらからご覧ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000167901.html
